役員を突撃!普段どんな本を読んでいるんですか? Vol.3

  • おうち時間
  • おすすめ

9月になり、少しずつ秋の気配を感じ始めている今日この頃。本をじっくり読むのにもいい季節になりつつありますね。ということで、当社役員のおすすめ本、第3弾をお届けします! 今回は吉田さんの愛読書をご紹介! その本を選んだ背景まで、じっくりお話をお伺いしました。

それまでの人生を変えた!? 吉田さんの心を動かした1冊とは……

 
プラビット
突然すみません! 吉田さんが最近読まれたなかで、おすすめのビジネス本はありますか?
吉田さん
ビジネス開発部(以下、ビジ開)のミッションが「新事業創出とマーケット拡大」ということもあり、『新規事業の実践論』を読みました。我々はこの本を「ビジ開のバイブル」と呼んでいて、会社起業ではなく、あくまで社内起業をテーマにしています。社内で新規事業開発を行う難しさと、楽しさがわかる本ですね。
プラビット
具体的にはどんなことが書かれているのですか?
吉田さん
0から1にすることの難しさ、でも新規事業は誰にでもチャレンジできることなんだよと、そのあたりは非常に面白かったなと思います。新しいことを始めるときに上司が「それは儲かるのか」「やる意味があるのか」といったことは言ってはいけない、「顧客のところに300回行け」など、自分が仕事をする上での「気づき」のようなものもあって、そのことが実際の活動につなげられればいいなと感じました。職種や仕事内容に関係なく面白く読めるので、おすすめです!
禁煙セラピー、新規事業の実践論  
プラビット
ありがとうございます! 吉田さんは人事総務部の担当役員も兼任されていますが、その仕事に関わるおすすめ本はありますか?
吉田さん
人事総務部が行う健康経営を推進する取組みのひとつに、禁煙チャレンジ スワンデーの実施があります。禁煙活動を推進するうえで、ぜひおすすめしたいのが『禁煙セラピー』です。
プラビット
禁煙セラピー、書名は聞いたことがあります!
吉田さん
出版されたのは20年以上前で、書店などでも大々的に取り上げていましたね。当時、一大ブームになった本です。 私自身、15年くらい前にこの本を読んで、煙草をやめられました。一度30代のときに禁煙にチャレンジしたのですが、失敗してまた吸い始めてしまったんです。そのあと、禁煙に成功した友人にすすめられて読んでから今まで、いっさい吸っていません。
プラビット
物を使うとかではなく、本を読んで禁煙できるってすごいですね。だいぶメンタルに訴えかけてくる内容なのでしょうか。
吉田さん
これは読むとわかるんですけど、私も以前は「煙草のない人生なんて考えられない」と思っていたんです。だからこの本を読むこと自体が怖いんですね。この本を読んだら煙草をやめなきゃいけないのか、やめられるのか、っていう不安もありますし。でも、ページをめくるうちに、「こういう考え方をすればいいんだ」と思えてくるんです。
プラビット
読み進めるうちに、怖さや不安がだんだん薄れていく、と……。
吉田さん
煙草は中毒性があるぶん、やめることへの恐怖もあると思います。でも、煙草を吸わなくなっても、普通に、そしてラクに生きていけるよと、そういうことが書いてあるんです。私のように「煙草がない人生なんて……」と思っている人こそ、ぜひ読んでラクになっていただきたい。社員にもスワンデーの実施と絡めて、禁煙のひとつのツールとして推奨したいと思っています。
プラビット
仕事に関わる本を2冊をご紹介いただきましたが、実はこの本が好き! というものはありますか?
吉田さん
今、唯一読み続けているのが漫画『ワンピース』ですね。息子が小さいころにテレビアニメを観たり、週刊少年ジャンプを一緒に読んだりしていたのがきっかけで、ハマりました。大学生の息子は今は読んでいないけれど、私だけが継続しているという(笑)。1巻目から読んでいて、今は96巻まで発売されました。
圧巻のワンピース写真  
プラビット驚き
えええっ! 96巻ですか! すべて読まれているってすごいですね。とくに好きなシーンはありますか?
吉田さん
やっぱり初期のころの、仲間がどんどん増えていくあたりが好きですね。人に頼らなかったナミがルフィに助けられて仲間になったり……。夢への冒険と仲間たちとの熱い友情を応援しています、という感じで、ワンピースについてなら2~3時間は話せますよ(笑)。 と言っても、漫画ばかり読んでいるわけではなくて、経済小説や歴史小説もよく読んでいます。
プラビット
経済小説は、どんなところが好きですか?
吉田さん
経済小説は、登場人物の生き方やいろんなドラマが、サラリーマンとしての自分とオーバーラップするんです。共感、爽快感、納得感のようなものを得らえるのが好きなところです。
プラビット
そういった読み方や楽しみ方があるのですね。歴史小説についてはいかがですか?
吉田さん
戦国時代や明治維新、中国の歴史もので、若い人が世の中を動かす内容が好きです。時代は違っていても、今にも通じたり置き換えられるものがあって、時代と組織に翻弄されながらもまっすぐに義を通す生き方は、男性として憧れます。そういう意味では、経済小説も歴史小説も同じなのかもしれないですね。
吉田さん読書中  
プラビットグー
仕事にまつわるビジネス系から、経済・歴史小説、漫画まで、幅広いジャンルの本を読まれている吉田さん、ありがとうございました!
弊社役員の愛読書、おすすめ本を紹介してきたこのシリーズ、今後は、役員だけではなくPRAで働く皆さんのお気に入りの1冊も随時ご紹介していく予定です。 ぜひご期待ください♪

(取材・文/総合企画部 山本幸代 写真/総合企画部 菅原愛美)  

< 次の記事

前の記事 >

すべての記事を見る

ブラビット