●心得1:「最上級のサービス」の考え方
私たちの「最上級のサービス」に決まったカタチはありません。
私たちは、お客さま一人ひとりの「最適」を目指します。
●心得2:プロとしての姿勢
私たちは、お客さまの期待に応える最善の提案を探求し続けます。
●心得3:私たちに求められること
私たちは、機能的なサービスの最高の使い手になります。
私たちは、感動的なサービスの最高の伝え手になります。
PRAはお客さま一人ひとりに最適なサービスを、プロとしての知識と経験をもって、お届けしています。
Prime Heartってなんだろう?
「最上級のサービス」を提供するための行動指針がPrime Heartです。
「MIND」「SKILL」「JUDGEMENT」の3つの要素の掛け算で、お客さま一人ひとりに最適な「最上級のサービス」を創出しています。
また、3つのそれぞれに具体的なキーアクションがあり、最上級を生み出す「9つのキーアクション」と呼んでいます。
Prime Heartをどのように実践しているの?
実際にどのようにPrime Heartを実践しているのでしょうか?Prime Heartに基づき、「最上級のサービス」を提供している社員のみなさんに教えてもらいましょう。
(コンタクトセンター企画部 東京コンタクトセンター室 佐藤さん)
ロードアシスタンス(以下、RA)の受付・手配と、視覚障害者の方々に声の視覚情報を提供するサービス(アイコサポート※)を行うオペレーターをしています。
9つのキーアクションのうち、MIND、SKILL、JUDGEMENTそれぞれで意識しているものがあります。それは③「ベストを尽くす姿勢」、⑥「冷静な傾聴力」、⑨「柔軟な判断力」です。
トラブルに遭われたお客さまは詳しい内容やお気持ちをお伝えいただける状況や心境にはありません。
そのため、お客さまの状況や心情に応じて様々な声掛けやご提案を行うことで、お客さまが本当に希望している選択肢を一緒に見つけられるように努めています。
※アイコサポートについてはこちら⇒公式HP
(秋田センター部 コンタクトセンター室 金子さん)
私はRAの電話受付、キャリア採用の研修を担当しています。
私が大切にしていることは、③「ベストを尽くす姿勢」です。
以前、海外から来たばかりで日本語が読めず、居場所を伝えられないお客さまから、高速道路上からお電話をいただきました。お客さまからの「現場にカラーコーンがある」という一言で、すぐに「高速道路の管制センターならお客さまの居場所が分かるはずだ」と気づき、無事にスピーディーなRA手配に繋がりました。ご家族から「無事見つかって安心しました」と感謝のお言葉をいただきとても嬉しかったです。このように、お客さまの些細な一言も聞き逃さず、経験からの柔軟な対応と、なんとか手配する!という意思をもってベストを尽くすよう心がけています。RAのプロとして、私が担当したことで安心してもらえるよう、これからも一歩先のサービスを提供していきたいです。
▲ベストを尽くしてお客さま対応をしている金子さん
(鹿児島センター部 第二コンタクトセンター室 ホームチーム 山下さん)
水回りや鍵のトラブルに対するサービスの受付と手配、電話相談サービスの受付を担当しています。
私はJUDGEMENTの「⑦状況判断力」を特に大切にしています。
電話越しのお客さまの状況をイメージして、お客さまにとって最善の安心を届けられるように心がけています。以前RA手配を行っていた際には、大きな地震の後に起きた落輪事故によりお客さまの車が使えなくなってしまいましたが、それでは移動が大変だと判断し、早急に手配できる方法を模索しました。また、鍵をなくして自宅に入れないお客さまや、水漏れでお困りのお客さまが不安な状況にある中、お客さまの要望に沿って判断しながら対応しています。
(BPOセンター部 秋田業務サポート室 保険金支払支援チーム 大友さん)
ご契約車両の修理中に必要なレンタカーの手配や管理、お客さまが立替えされた費用の保険金支払を支援するための電話業務や事務を担当しています。
高速道路上や自宅から遠方でのトラブルは、難しい対応が必要になるケースがあります。そんなときこそ内容を細かく把握し、これまでの経験や知識を活かし、時には視点を変え、周りの方々の協力を得ながら最善策を見出すよう努めています。JUDGEMENTは1番難しい部分ですが、お客さまにとって不安な気持ちや物理的な問題をスピーディーに解決する判断をするようにしています。「対応が素晴らしい。とても話が分かりやすく安心した」と感謝の言葉をいただいたときは、大変嬉しく思いました。トラブルにあわれた非日常のお客さまにとって最善な提案ができるよう、これからも最上級のサービスを実現する心得としてPrime Heartを意識したいです。
(BPOセンター部 専門業務サポート室 樫本さん)
医療保険「入院パスポート」の請求受付から支払いの支援に関する業務を担当しています。
9つのキーアクションの中で、⑤「心に響く言葉」を大切にしています。
入院パスポートの電話応対では、「ホッとする言葉」をお客さまに伝えられるように意識しています。お客さまから「提出する書類は〇〇でよいのですか?」「請求できているか分からなかったので連絡しました」といったようなお問い合わせがあった際は、ただ質問に答えるだけでなく、「ご安心ください」「ご連絡いただきありがとうございます」という言葉を加えるようにしています。さらに、「ご安心ください」という言葉を使うときには、具体的な理由も合わせてお伝えするようにしています。このようなことを意識して取り組み、「ありがとうございました」と言っていただけると非常に嬉しいです。今後も継続していけたらと思います。
Prime Heartを行動指針にしているのは社員だけ?
PRAでは、車のトラブルにあわれたお客さまのもとへ出動する会社を「ともに協力してお客さまのお困りごとを解消するパートナー」であることから「パートナー会社(以下、PT会社)」と呼んでいます。PT会社のみなさまへの想いや取組みについて、ネットワーク推進部の萩谷さんに教えてもらいましょう。
私は、PT会社さまに向けた研修やイベントの企画運営、PT会社専用サイトの運用管理を担当しています。
RA事業は、PT会社さまの確かな技術力があってこそ実現できるものであり、非常に心強いものです。一方で、お客さまから寄せられる感謝の声を拝見すると、作業の質そのものはもちろん、接客態度や親身な対応に対する感謝の声が多く見受けられます。これは、サービスの核となる「Prime Heart」、すなわちお客さまに寄り添う気持ちこそが、私たちのブランド価値を支える重要な要素であることを物語っています。そのため、ネットワーク推進部ではPT会社のみなさまには技術力だけでなく、応対品質の向上にも焦点を当てて「Prime Heart」の理念を共有してきました。
想いを共有するにあたり工夫していることはなんですか?
元々、PRA社員向けに作られたPrime Heartを、当社の心得と指針を深くご理解いただけるようにPT会社さま向けに変えて「PT会社向けPrime Heart研修」を実施しました。作成した研修資料は、日々の作業の中でより具体的にPrime Heartのキーアクションを取り入れていただけるような構成にしました。経営者・管理職層への周知だけではなく、隊員の方々がお客さま応対を振り返れるように「隊員向けチェックシート」も展開しました。また、継続的な周知と浸透のために、お客さまの声をPT会社さまが直接専用サイトから確認できるようにしたり、「Prime Heart賞」を設けてPT会社の表彰を行ったりしています。
PT会社さんの反応はどのようなものですか?
「PT会社向けPrime Heart研修」をご受講いただいたPT会社さまからの声を紹介します。
「Prime Heartを業務に活かすことは、お客さま、クライアントさま、自社にとっても非常に意義があると思いました。」
「我々は日常的に事故やトラブルの現場に向かっていますが、お客さまにとっては初めての体験であるということや、お客さまの身になり考え寄り添う姿勢が大切であることを改めて考える機会となりました。また、現場での応対品質向上のために、各隊員の良いところや他社の良いところを取り入れたいと思います。」
▲お客さまに寄り添うPT会社さま
お客さまのお困りごとを最上級のサービスで解決するためにPRA社員、PT会社さまと一致団結して日々業務に向き合っているんですね。
(編集後記)
PRAではお客さまと直接接することの少ないコーポレート部門の社員向けに「Prime Heart+(※)」を心得として定めています。
これからもお客さま一人ひとり、トラブルの状況一つひとつに合った「最上級のサービス」を追求していきます。
※Prime Heart+についてはこちら⇒ぷらぷら「Prime Heart+」
取材・文/大迫(総合企画部)
写真/木田(コンタクトセンター企画部)
河野(鹿児島センター部)
長谷川・近藤(秋田センター部)
髙岡(BPOセンター部)