スマホを使った簡単な頭の元気度チェック……SOMPO笑顔倶楽部とのコラボですね!
それでは、笑顔倶楽部ご担当のビジネス開発部の望月さんにも教えていただきましょう。
SOMPO笑顔倶楽部は、PRAで運営している認知症関連のメディアです。認知症に関する基礎的な情報から予防法やケア方法をはじめ、当事者や専門家のインタビュー記事など、幅広い情報を発信しています。
今回なぜ、このようなイベントを企画したんですか?
ベンリー立川北店では、立川市の小地域ケア会議(地域課題の解決に向けて地域住民と専門職が連携を図っていく場)に参加し、地域貢献活動を実施しております。また立川北店のオープン2周年イベントを計画している中、SOMPO笑顔倶楽部の担当者より当企画の提案をいただき、開催にいたりました。ベンリー店舗としては、SOMPOカフェの開催目的の1つである「地域の皆さまの暮らしのお困りごとの相談」をお受けできると考えております。
SOMPOカフェでは楽しいイベントを準備しているんですよね!
カフェとして飲み物を提供するだけでなく、健康体操をしたり、松竹亭梅金さんの落語会を行ったりするなど、さまざまなレクリエーションを行っています。体操を通じて身体を動かす、落語を通じて笑うことで脳に刺激を与えられるなど、健康面にも配慮した取組みになっています。
▲楽しく飾られたベンリー立川北店店舗内
ベンリー本部の山内さんにインタビュー
それではここで、イベントを見学に来てくださった、ベンリー本部の山内さんにお話を伺います。
PRAのベンリーとしてイベントを運営していますが、ご感想をお聞かせください!
ベンリーはたくさんの店舗がありますが、落語をするのは初めてなのと、これだけ広いスペースがある店舗はなかなかないので、どういうイベントになるのか楽しみにしてきました。
ベンリーは全国に何店舗ありますか?
北は北海道、南は沖縄宮古島まで、約200店舗です。
ずばりベンリーはどういう会社ですか?
株式会社ベンリーコーポレーションは、1994年に便利屋さんのフランチャイズとしてチェーン展開しました。もともと、代表取締役の前田が「人の役に立つ仕事をしたい」という思いから、名古屋で始まった事業なんです。名古屋だけでなく、徐々に遠方からも依頼をいただくようになり、安心して頼める自分のお店のようなものが全国にあればということでフランチャイズ展開をしています。
ベンリーの作業って大変ですし、多岐にわたりますよね。
そうですね。私もクリーニングをしたり庭の手入れをしたりしていました。
大変ですけども、お客さまから「ありがとう」と言ってもらえることが大きなやりがいですね。
実際に作業をしてみていかがでしたか?
自分の手でお客さまのお困りごとや生活の手助けができるというサービス業の極みのような仕事なので、すごく楽しいですね。この仕事でしか味わえないことだと思います。
▲子どもたちも楽しめるスーパーボールが店内に!
他のベンリー店舗ではどんなイベントをしていますか?
キッチンカーを呼んだり、店舗の前で野菜を販売したり、餅つき大会もありますね。地元のお祭りに出店したり、地域密着の事業なので地域の人たちと一緒にゴミ拾いや、町内会の運動会に出てる店舗もあります。
地域のいろいろな行事に参加してもらえると住んでいる方々にとっては安心ですよね。
まずはこちらから歩み寄って何かを提供することがポイントかなと思います。
ベンリーの中でもPRAの店舗はどのような存在ですか?
すべての店舗でイベントを開催できているわけではないので、落語会を開いたり、新店舗がオープンするときに、会社から応援に来てチラシ配布をしてくれたり、駅でティッシュを配ってくれたり、そういう企業は少ないと思います。PRAは持っているネットワークが広いので、できることが違いますね。次元の違うベンリーという感じです。
最後にこれからのPRAのベンリーに期待することを教えてください。
新しい取組みをどんどん入れてもらって、新しい風を流していただきたいです!
ベンリー立川北店増島さんインタビュー
カフェを実施してみていかがでしたか?準備も大変だったのではないでしょうか?
子供向けのミニゲームの景品集めは工夫しました。自分の子供時代を思い返すと、もらって嬉しいおもちゃでないと気持ちが入らないと思ったので、子供たちにものすごく欲しいと思ってもらえるために、UFOキャッチャーで世間一般的に人気のあるキャラクターを用意しました。
お客さま目線、もらって嬉しい気持ちを大切に選んだんですね。
SOMPOカフェはベンリーのこれからにどうつながっていくと思いますか?
ベンリーは高齢の方にお仕事を依頼いただくことも多いのですが、例えば、介護施設などに入居された場合、直接ベンリーを使っていただく機会は少なくなってしまうんですよね。なので、SOMPOカフェのように介護が必要なご高齢の方のご家族にも働きかけられるのは良いことだと思います。
お庭に雑草が生えてきてしまったりとか、施設に入られてしまったからこそ、おうちの手入れをされるご家族の力になれるということですね。
今はどういったお客さまが多いですか?
ファミリーの主婦層の方からご高齢の方まで幅広い方々にご利用いただいています。
ご高齢のお客さまからのご依頼だとどういうお仕事が多いですか?
掃除関連です。前は自分でやっていたけど、体が動かしにくくなったという理由が多いですね。
それは確かにご自身では難しいですね。主婦の方はどういう依頼が多いですか?
棚や家具の組み立てやクリーニングが多いです。主婦層の方ですと、築年数が新しめのおうちの方が多いので家の手直しはそんなに多くないです。
▲ゲームの景品もたくさん準備しています!
ベンリーはたくさんの店舗がありますが、立川北店の特徴を教えてください。
立川はデザインとして設計段階で植木が生えている一戸建てが多くて。植木が欲しかったわけではない、手入れもできないので切ってほしいという依頼が多い地域だなと思います。
家のデザインの一部として木が植えられていることがあるんですね!
一本だけシンボルツリーみたいなものが、ドンって生えているお家が多いですね。
お客さまにベンリーの店舗を知っていただくためにどういうことをされてますか?
やっぱりポスティングですかね。チラシを配布させていただいています。あと新聞折り込みと、店舗日記はよく更新してる方だと思います。子供の家110番も登録していたこともあります。今は立川市の電動キックボードをお店の表に置くスペースを貸し出しています。
ベンリー立川北店の店舗日記はこちら⇒(クリック)
これからの立川北店をどういう店舗にしていきたいですか?
毎月イベントをやって活気のある店舗にしたいですね。せっかく広いスペースがあるので、今回落語をしていただいたみたいに、いろんな方の公演や発表の場にしていただいてもいいと思うんです。私たちは直接お客さまのところに行って「この日に落語をやるので来てくださいね」というコミュニケーションがとれるので、なにか特別な日じゃなくても、定期的になにかしらのイベントをやっていたいですね。
とっても楽しそうですね!
PRAには音楽好きなバンドをやっている社員もいますよね。発表の場として店舗のスペースをどんどん使ってほしいです。私たちもお客さまとの直接の会話の中で楽しいイベントをご案内できれば嬉しいですし、どんどん立川北店を使ってほしいです。
近隣に住んでいる学生さんの発表の場にしても楽しいですね。
そういう感じで使ってくれるといいなと思います。もっと活気のある店舗にしていきたいです!
(編集後記)
ベンリースタッフは、地域の方々の日常の生活のお手伝いができればと、日々、汗を流して作業に取り組んでいます。それだけでなく、ベンリー店舗は高齢の方やファミリー層の交流の場としても町の中に溶け込んでいました。PRAでは立川北店を含めて5つのベンリー店舗を展開しています。エアコンや水回りのお掃除、お庭のメンテナンス、ちょっとした探し物などなど、どんなことでも相談あれ!!
取材・文・写真/大迫(総合企画部)
編集協力/藤原(総合企画部)
アイキャッチ作成/金岩(LA事業部)