プライムアシスタンス(以下、PRA)は、全国に4つのコンタクトセンター拠点を持ち、地域社会と連携して社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。今回は、秋田市主催の「市民と市長の意見交換会(市政なんでもトーク)」に密着!沼谷秋田市長とPRA秋田センター部社員5名による地域の未来についての対話を行い、秋田市の発展に向けたビジョンを共有しました。
地域とともに未来を描く
沼谷市長は、秋田市から若者が離れてしまう現状に触れ、地域で頑張っている人々との対話を通して住みやすく働きやすい街を築く意欲を示しました。
PRA大倉社長も「秋田市の未来は、行政だけではなく、秋田市に関わる全員が一緒に考え取り組むべき」と述べ、地域の課題解決に向けた協力の重要性を強調しました。

▲PRA社員の意見をメモする沼谷市長
秋田で働く理由
沼谷市長は秋田で働く理由を尋ね、社員からは以下のような回答がありました。
(意見の一部抜粋)
・秋田にいると安心する。
・東京から秋田に戻った理由は、自然環境や運動施設が充実しているため。
・秋田には子育てのサポートをしてもらえる実家がある。 など
魅力ある秋田市になるために
秋田市の今後の課題についても議論が行われました。市長は、住みやすい環境の整備だけでなく、若者のための娯楽施設や公共交通の充実、子育てしやすい環境の構築など、改善すべき点について意見を募りました。
(意見の一部抜粋)
・県外に旅行に行くことが多いが、秋田には子どもがいることを前提としたファシリティ(子ども用椅子やカートなど)やスペースが少ないと感じる。
・少子高齢化で若者が減っている秋田の10年後、20年後が気になる。子どもを育てにくい、子どもが生きづらい環境になるのではと懸念している。
・名物店舗や秋田犬に会える場所など、県外から人を集客できる名所を増やしたい。
・秋田における給与水準の向上を目指したい。
・スタジアム設立への意見。 など
終わりに
PRA大倉社長は、それぞれに合った環境を実現することは難しいが、全員が安心して働ける環境作りが重要であり、市や企業が協力することで実現するのではないかと所感を述べました。市長は、「皆さんが秋田を積極的に選んで住んでいることに感謝し、その選択が無駄にならないように、私たちも努力します。」と結びました。
(編集後記)
今回の「市政なんでもトーク」で改めて行政のみならず企業も一体となって地域の未来について議論、行動していくことの重要性を感じました。これからもPRAは秋田市との協力を深め、住みやすく働きやすい地域づくりを続けていきます。秋田がさらに良い街へと進化する姿を、ともに楽しみにしていきましょう。
文/大迫(総合企画部)
写真/秋田市提供