黄色信号のカン違い!? それ違反です!【改めて知っておきたい交通ルールVol.1】
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プライムアシスタンス(以下、PRA)が「大切にすること」、PRAがお客さまに「お約束できること」、そして最上級のサービスを実現するための心得として「Prime Heart」があります。
このページはPrime Heartの持ち主にインタビューを行い、Prime Heartを実践している人をつないでいきます。
今回は、東京センター部故障延長保証室の小島さんにお話をお伺いしました!
(注)Prime Heartを詳しく⇒(クリック)
当社へ入社したのはいつですか? 入社のきっかけも教えてください。
専門学校卒業後に自動車整備士として3年ほど働いていました。その後、接客の仕事に就いていたのですが、コロナ禍の影響を受け、転職を考えるようになりました。正社員かつ、せっかく取得した自動車整備士の資格を活かせる職場を探していたところ、PRAに出会いまして、昨年9月に入社となりました。自動車整備士の資格を持っていたこともあり、 スーパーコミュニケーター(以下、SCOM)として入社させていただきました。
※故障延長保証室で行う延長保証査定業務には自動車の知識が必要であるため、自動車整備士の資格を保有している場合SCOM入社となります。
自動車整備士とはどんな資格なのでしょうか?
2年間の専門学校に通って取得する国家資格です。車検を行ったり、自動車の点検整備・修理を行います。壊れたエアコンを直したりもしますよ。
車の部品や状態に詳しい人、ということですか?
正しくは「車の構造に詳しい人」ですね。どの部品がどう動いているからこの車は走っているというのが分かる人です。整備士の資格を持っていれば、車のディーラーがやろうとしている修理内容や点検内容が分かります。
現在の業務内容を教えてください。
故障延長保証保険の保険金支払をサポートする業務をしています。ちょっとわかりにくいので、「故障延長保証」ってどういうことなのか説明しますね。 例えばですが、家電量販店で冷蔵庫を買ったことを想像してください。A社の冷蔵庫を買った場合、冷蔵庫の故障に対して、購入後1年間は A社が保証してくれます。これを「メーカー保証」と言います。このメーカー保証期間を過ぎてから、購入した冷蔵庫が故障した場合、修理するには実費を支払わなくてはなりません。 でも、購入時に故障延長保証保険に入ると、保証期間を延長することができるんです。
なるほど!
このメーカー保証にプラスして「延長した期間」に、「買った物が壊れて修理しなくてはいけなくなった場合」の修理の仕方や金額が適切かどうかを確認するのが、私たちの仕事です。私の仕事の対象は冷蔵庫ではなく、自動車ですけど(笑)。
部署内ではどのようなチームに分かれているのでしょうか?
大きく分けてディーラー対応をする2チームと、保険金支払いのサポートをする1チームの合計3チームで構成されています。
入社前とのギャップ、苦労したことなどはありますか?
パソコンを使う仕事が初めてだったので、タイピングやシステムに慣れることに苦労しました。あとは、一つひとつの案件の細かいところが気になったり少し考えすぎてしまったりするので柔軟に対応できる力を身につけたいと常々感じています。
※取材時のみマスクを外しています。
仕事でのやりがいや充実感を覚えるのはどんなときでしょうか?
私は今、ディーラー対応チームにいるんですが、保証の対象である部品かどうかなどを他のCOMさんから質問を受けて、さっと回答できたときは、「あー、お役に立てているんだな」という充実感と嬉しさはあります。
資格を持っていることでのプレッシャーはありますか?
自動車整備士の資格取得時から年数が経っていたのもあり、「知識を復習しなきゃ」「難しい事案を対応できるようにならなきゃ」というのを考えていましたね。ただ、有り難いことにのびのびとお仕事をさせていただけているので、今、プレッシャーはあまりないです。案件数が多くて苦労することもありますが、少し難しい事案をやらせていただけたり、知識面でお役に立てたりして、嬉しいですね。
ご自身の強みや課題は何ですか?
整備の知識があるので、少し難しい案件ができるという部分が強みです。課題は、先ほどもお話しましたが、考えすぎて自分で自分を追い詰めてしまうことがあるので、そのあたりは今後うまくバランスをとれるようになればいいなと思います。 例えば、システムなどのボタンを押下する際も、「本当にこのまま押していいのだろうか?」と、心配になってしまうんです(笑)。
その気持ちはとても良くわかります。
整備の知識について、なにか教えてください!
もともと私スポーツカーが好きなんです。マツダが開発した普通のエンジンとはちょっと違うロータリーエンジンというのがありまして。
何が違うのでしょうか?
普通のよくあるエンジンは筒状のところで爆発を起こして発生する上下運動を回転エネルギーに変えてタイヤが回転するんですが、ロータリーエンジンはそもそも、筒で爆発させるのではなくて……ぷらぷらの記事に載ったところで専門的すぎて理解できませんよね……。 通常のエンジンはまず「吸入→圧縮→燃焼→排気」という4工程があるんですけど、ロータリーエンジンは筒の中に3つの空間があって、1回転で全部の工程が終わるんです。つまりエネルギーを生み出すのが速いんです。簡単にいうと半分で済むので馬力が出やすい。車の力強さ、登る力を生み出しやすいんです。そもそもそれが画期的で、その仕組み自体がすごくて好きです(笑)。車が好きというより車の構造が好きなんです。この気持ちは伝わりましたか?(笑)
車の構造がとても好きなことが伝わってきました! そこまで熱中できるから、自動車整備士の資格を取得したんですね。
それもありますし、国家資格をとって母を安心させたいっていう気持ちがあったのと、自分の強みを持ちたかったのが、大きな理由になります。兄が車好きだったのもきっかけのひとつですね。
では、本連載テーマであるPrime Heartについて伺います。 一人ひとりがPrime Heartを心の中心に置いて仕事をしてほしいと思っているんですが、3つのコンバインドコンセプトである「MIND」×「SKILL」×「JUDGEMENT」の中で、小島さんが特に意識していることはありますか?
「MIND」です。実はこの会社に惹かれた理由のひとつがPrime Heartでした。もともと接客をやっていたのでPrime Heartの内容が自分の考え方とマッチしていて。お客さま重視の心遣いを意識するようにしています。
Prime HeartはPRAのホームページで知られたんですか?
そうです。とても印象的でした。今私たちが直接対応している相手はディーラーなんですけど、その先にはお客さまがいるので。その先のお客さまを思っていつも対応しています。
もう少し細かい話になるんですが、小島さんがPrime Heartの9つのキーアクションの中で、特に意識しているものは何ですか?
「③ベストを尽くす姿勢」です。ディーラーからのご相談に対して、一歩すすんで、「今回はこういう風にしましょう」といった、お客さまが納得できる条件をご提示します。お客さまにとってのベストに近づけたいからこそ、できる限りのご提案をすることを意識しております。
相手に対する思いやりや判断力、見習いたいです。
休日の過ごし方を教えてください!
正直に申し上げますと、休日はただただ寝ているだけなんです(笑)。自分の車はもう手放してしまったのですが、以前は、休日にオイル交換をしたりしていました。今は不要不急の外出は控え、家で過ごしております(笑)。
運転自体も好きなんですか?
そうですね。免許もマニュアルでとっておりますし、車を持っていた時は、遠出もしていました。地元が千葉の南房総で、仕事終わりに東京に行ったり、休みの日は友達とショッピングモールに行ったり。海ほたる(東京湾に浮かぶパーキングエリア)にブラーっと行って海を眺めて帰ってくるという日々を過ごしていましたね。
小島さんが選んだ車、気になります!
私はマツダが好きなのですが、整備士時代の職場がトヨタだったので、ラクティスに乗っていました。
今後チャレンジしてみたいことはありますか?
皆さんとの交流が増えるきっかけになればと思い、最近髪を染めてみました(笑)。このインタビューを機に、業務や私のことを知ってもらえると嬉しいです!PRA社内でも部署や拠点が違うとなかなか接する機会もないので。いつかお会いできるのを楽しみに、自分磨きを頑張りたいと思っています。
かわいい髪色にそんな理由が!
仕事のほうは、少しずつ慣れてきたので、より一層スピード感を持っていきたいです。また、今は何か分からないことがあるとチームのリーダーに頼ることが多いので、少しでも私が答えられることを増やして、リーダーの負担も減らしていければなと思っております。いい上司に恵まれて幸せです。
仕事もプライベートも一生懸命な小島さん。お母さまを想う優しい心と、車好きが高じて国家資格を取得されましたが、努力も人一倍されている印象を受けました。 そんな「MIND」と「ベストを尽くす姿勢」を持った小島さんの、PRAでのご縁が広がる一助となれれば嬉しいです。
インタビューを終えて……
このような形でインタビューを受けるということが初めての経験だったので、とてもドキドキしましたが温かく受け入れてくださってほっとしています。
今後も大好きな自動車の構造と、その先のディーラー、その先のお客さまを想って「MIND」を大切に一生懸命業務に取り組んでいこうと決意しました。そして、PRAの各部署の皆さんとのご縁が繋がるよう、自身を磨いていきたいと思います。
(取材・文/総合企画部 大迫朋恵 取材協力/人事総務部 佐藤明日香 写真/東京センター部 髙岡篤史)