祝・社長就任記念~大倉社長大特集スペシャル~

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2023年4月1日、プライムアシスタンス(以下、PRA)代表取締役社長に就任された大倉さん。
今回は、『大倉さん大特集スペシャル』ということで、お仕事からプライベートまで、大倉さんの素顔に迫ってみました!

※ 取材時のみマスクを外しています。

今までのお仕事について

プラビット
今までどんなお仕事を経験されてきましたか?
大倉さん
前職は損害保険会社にいました。その中で保険金をお支払いする現場が4割、本社の企画部門が4割、地区の営業や保険金支払全体を統括する部門に1割、あと1割は営業の現場でお仕事をしてきました。
マイクインタビュー
いろんなお仕事をされているんですね。
そんな大倉さんの今までの会社人生での成功体験を教えてください。
大倉さん
成功体験ってすごく難しいなと思っていて。結果的にどの部署でもそこで働いているみなさんといろんな困難はありながらも目標に向かって一緒に取り組んだということが成功体験かもしれないです。
これをやり遂げたからどうだっていうものよりは、一緒に働いていた人と一緒に頑張ったという思い出のほうが自分は強いですね。
プラビット
ちなみに失敗談みたいなものはありますか?
大倉さん
話せないことがいっぱいあるんですけどね(笑)。
以前いた部門では、いろんな施策や企画を考えても、それが最終的に現場も含めて部門全体に浸透するまではものすごく時間がかかるなって思うことがあって。いくら仕組み作りやデジタルの仕掛けを考えても、それが必要だということをみんなが理解し、それをやってみたいと動機付けられないと施策や企画は浸透しないんです。
そのうえで、仕組みとデジタルが一緒にならないと物事は変わっていかないと感じています。一気に変革できないということをずっと学んできたという、まあ失敗談というよりは教訓みたいな感じですかね。
マイクインタビュー
今まさにPRAでも全社横断の取組みがいくつかあります。
新しい取組みを理解していくコツはありますか?
大倉さん
新しいことが入ってきたときに、人は「やれる事」と「やりたい事」しかしないんですよ。「やらされること」はしないんですよね。自分の今まで慣れてきた仕事を変えることを苦痛に感じる人は少なくないと思います。
そうすると「やりたい」と思わないと、取組みを心底から受け入れて実行し、効果を出すことには繋がらないんですよね。
マイクインタビュー
確かにそうかもしれませんね。
みんなが「やりたい」と思いながら取り組めるようにするにはどうすればいいのでしょうか?
大倉さん
普段の仕事の中で「やりたい」と思ったことに挑戦でき、その挑戦や成果を互いに褒め合える風土があるといいですよね。なぜそれを「やりたい」のかをみんなで話し合いながら、やる理由や何を成し遂げたいかを全員で考える機会をつくることが大切です。
その取組みが何のためにあるんだろうか?お客さまや会社、社員のみなさんにとってどんないいことがあるんだろうか?をみんなが発言しながら理解していくことが必要だと思っています。
マイクインタビュー
みんなで考える機会を設けることって大切なことですね。
大倉さん
後ろ向きなこと、批判的なこと、逆にどんどんやろうっていう人もいるでしょうし、いろんな意見があっていいと思っています。
最終的には「誰のために何のためにやるのか」にもっていきながら、仲間たちと一緒に「やりたい」となっている状態が一番ですね。

大倉さんインタビュー

 

大切にしていること

マイクインタビュー
大倉さんの目指したい姿、自分がこういう人でありたい、というものはありますか?
大倉さん
みんなを幸せにしてあげられる人ですね。
マイクインタビュー
大倉さんのMYパーパスを教えてください。
大倉さん
“お客さま、ともに働く仲間、関係するすべての人が笑顔で暮らせる社会を実現したい“
そのために自分は仲間とともに成長し、社会に貢献したという確かな実感を持ち、みんなで成長した軌跡を喜び合い、そしてこの会社で働いてよかったということをみんなで分かち合いたい、というのがMYパーパスです。
プラビット
素晴らしいですね。これに至った理由や原体験はありますか?
大倉さん
前の会社で中部(愛知・三重・岐阜)の3部を統括する部長になったとき、600人程の社員がいたのですが、ご結婚やご出産、体調不良で休養をとる方、亡くなってしまう方など、たくさんの方の人生のイベントや出来事に触れることが多くなったんです。
会社にいる時間、仕事をしている時間も含めてその人の人生ですので、「この会社にいる時間はその人にとって幸せだったのか」ということを振り返る機会がいっぱいあったんですよね。そういう経験を踏まえていくと、一緒に働く仲間たちがこの会社にいて後悔がないように働きがいを持っていられるような会社にしたい、と思ったのが原体験です。
プラビット
胸にグッとくるお話ですね。
ちなみに大倉さんはどのようなときに働きがいを感じますか?
大倉さん
部長や社長という立場になると特にだと思うのですが、自分がやった仕事というよりも、一緒に働く仲間たちが、やりたいことのためにさまざまな勉強や体験をし、成長した結果、なにかを成し遂げたときに働きがいを感じますね。
特に、成し得た成果よりもそれまでの努力が見えるとすごく嬉しくて、働きがいを感じますね。

大倉さんインタビュー

 

PRAの社長として

プラビット
社長としての役割をどのように担っていきたいとお考えですか?
大倉さん
これは今試行錯誤しています(笑)。自分が今までやってきたマネジメントとはまた違ったアプローチをしなくてはいけないんだろうなと思っています。
これまで見てきた社長のみなさんの素晴らしいマネジメントを真似しながら、社員のみなさんにとって働きやすく、そして会社としても成長できるアプローチを常に考えています。そういう意味では今勉強中です。
プラビット
どういう社長になりたいと思いますか?
大倉さん
すごくシンプルで、お客さまにとっては「この会社と取引きしてよかった」、会社にとっては「着実に成長した」、社員にとっては「働きがいがものすごくあるんだ」と、三者にとって「この人が社長になったからこそ成し得たんだ」と言われるような社長になりたいですよね。

プライベートついて

プラビット
学生時代はどのようなことをされていましたか?
大倉さん
中学で卓球、高校で軟式テニスをやっていました。
大学1年の秋頃から空手部に入り、そこから空手だけの大学生活になりました。
プラビット
空手に熱中されていたんですね。
大倉さん
そうですね。空手とお酒(笑)。
プラビット
空手の帯は何色ですか?
大倉さん
黒帯です。
プラビット
黒帯って一番上の階級ですよね。すごいですね!
お休みの日も体を動かされたりしてるんですか?
大倉さん
体を動かすのは好きですね。
今は同じぐらいの年代の人たちとフットサルをしています。
プラビット
健康的な暮らしですね!
大倉さん
運動をする以外は不健康な暮らしです(笑)。
プラビット
大倉さんの好きな食べ物は何ですか?
大倉さん
嫌いな食べ物が何もなくて、好きなものはいっぱいあるんですが、どうしたらいいですか?(笑)
その土地のおいしいものが好きですね。秋田に行った際に食べた稲庭うどんはとてもおいしかったですし、鹿児島に行った際はラーメン、黒豚のしゃぶしゃぶ、鳥刺しもよかったですね。
プラビット
一番お好きなお酒はありますか?
大倉さん
そんなにこだわりはなくて、その場の人が飲んでいるものを一緒に楽しむ感じですね。日本酒をみんなが飲んでいたら日本酒を飲みますし、焼酎を飲んでいたら焼酎を飲みますし。
プラビット
何でもいけるということですね。
大倉さん
逆に言うと、そういうことになるんですよね(笑)。

大倉さんインタビュー

 

PRAの未来に向けて

プラビット
大倉さんが思うPRAのここはすごいと思うところをぜひ教えてください。
大倉さん
PRAに着任して1週間と少しなのですが、勢いを感じます。創業10年でここまでの飛躍的な成長はなかなかできることではないと思っています。
会社を立ち上げたときから、みなさん全員が一人ひとりのお客さまと向き合い、確かな信頼を得て、その信頼が次のお客さまを呼び、新たなことにチャレンジする原子をつくる、といったことが早いサイクルでできているのではないか思っていて、そのパワーが素晴らしいと感じています。
プラビット
今年度は中期経営計画の総仕上げであり、第二の創業期のスタートでもありますが、大倉さんはPRAをこれからどんな会社にしていきたいですか?
大倉さん
お客さまや社員にとって良い会社になる、そして会社自体が成長していく、これを全て実現するためには、今までの事業領域では、より深く良いサービスを生産性高くやっていくことが必要でしょうし、生産性高くやっていくことで、新たな事業に拡大していく余力を生んでいくことが重要だと思います。
今までの事業領域と違うところにチャレンジをしていく底力があると思っているので、今までの事業領域にとらわれることなくチャレンジをすることが、今の中期経営計画を達成し、さらにその次の中期経営計画、第二の創業期の発射台になるのではないかと思っています。
プラビット
PRAの社員のみなさんに期待していることを教えてください。
大倉さん
PRAのみなさんの強みは、お客さまの今のお困りごとは何か、そしてこれからどんなニーズがあるのか、お困りごとのリアルをすぐ知ることができる立場にあると思っています。それを知って実際に助けるだけではなく、「新たなお客さまのお困りごとを助けたい」を広げることができる会社になれると思っています。
これは事業を展開するうえで、他の会社と比べても有利な点だと思っています。お客さまの声に真摯に耳を傾け、お客さまのお困りごとに対してこんなことをやってみたい、あんなことをやってみたい、と思えるような社員にぜひなってほしいと思っています。
プラビット
今のお困りごとだけじゃなく、「これからどういうお困りごとが発生するのだろうか」を拾う力があるという感じですね。
大倉さん
そうですね。それが第二の柱につながる可能性もあるんじゃないかなと。
プラビット
最後に社員のみなさんに一言お願いします。
大倉さん
PRAという会社がとても好きです。これからみなさんと一緒にいい会社にしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

大倉さんインタビュー

 
優しく包み込むような温かさ溢れる大倉さん。終始和やかなムードの中、一つひとつ丁寧にインタビューに答えてくださいました。
大倉さんのMYパーパスや普段から大切にされていることが、エピソードのいたるところから伝わってくると同時に、未来に向け、PRAを私たちと一緒によりよい会社にしていきたいという熱い想いも伝わってくる、そんな時間でした。
取材に快くご協力いただいた大倉さん、ありがとうございました。

取材/大迫朋恵 総合企画部
文・写真/菱田恵美子 総合企画部

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