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プライムアシスタンス(以下、PRA)では、社員が出産・育児を経て長く働き続けるための職場環境づくり、ワーク・ライフ・バランスの実現を支援しています。今回は、育児に専念するための制度である「育児休業」を取得したお二人のパパにご登場いただきます。秋田センター部コンタクトセンター室(以下、CC室)スーパーバイザー(以下、SV)の畠山さん、ライフ事業部リビングアシスタンス推進室の室長である石塚さんにお話を伺いました。
PRAの育児休業制度(出産日当日から取得可能。最長2歳1ヶ月まで)
※一定の要件を満たした場合、雇用保険より「育児休業給付金」の給付対象となります。
畠山さん、お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます。自己紹介をお願いします!
2015年9月からの派遣社員を経て、2016年から正社員として勤務しています。秋田CC立ち上げの頃からおりまして、今はロードアシスタンスの業務をやりながら、コミュニケーター(以下、COM)の育成、シフト作成などもおこなっています。 育児休業は妻が妊娠したと分かった段階で上司に相談しました。秋田センター部で男性が取得したのは初めてだったみたいですね。
お休みはどのくらいの期間ですか?
子供が生まれた9月半ばから2週間の有休、10月1日から2週間は育児休業、合計約1か月お休みを頂きました。
なるほど!いろいろな組み合わせ方があるのですね。
そして、お子さまのご誕生おめでとうございます!
ありがとうございます。びっくりするくらいかわいいですよ! 今は仕事を終えるやいなや、育児共有アプリで、ミルクを飲んだ時間や量をチェックして、帰宅後自分がすべきことを確認しています。
育児状況を共有できるアプリがあるんですね!
今は便利なものばかりなので、どんどん利用したほうがいいと思います。
取得時はどのような心境でしたか?
上司や同僚と引継ぎして休みに入りましたが、初めてのことですし、不安はもちろんありました。ただ、チームのみんなが後押しをしてくれて、復帰後もカバーしてくれているので、感謝しかないですね。とはいえ、復帰後にメールを見るのは怖かったですよ。2,000件くらいたまっていました(笑)。けど、メールを確認する時間も5日間くらいはいただいて。おかげで仕事復帰もしやすかったですね。
育児休業の前も後も、細かいところまで周囲のサポートがあったんですね。
そうですね。申請に関しても、人事担当の方が丁寧に教えてくれました。申請書を提出して、承認をいただいたあとはオンラインで手続きできたので、すごくラクでした。上司や同僚のご理解もあり、育休取得のハードルはそこまで高くなかったです。
育児休業中の様子を教えてください。
休みに入る前は、必要書類やリストをまとめたり、出産準備のために買い物をしたり。妻も働いていますので協力して行いました。 出産後、妻が入院している間も掃除やごみ捨てをしたり、カビが生えている所がないかなど家じゅうをチェックしたり、赤ちゃんを迎え入れるまでにいろいろやりました。妻も出産前にやってくれてはいましたが、忙しかったですね。
初めての育児で困ったことはありましたか?
自分の子供というものを初めて目にしたので、最初はどう接したらいいか分からなかったです。喋れないので、コミュニケーションとれないじゃないですか。こわい気持ちはありました。パパさん教室のようなものも、コロナ禍でタイミングが合わず参加できなかったので育児本を読んで学びました。
周囲の理解もあり、育児休業を取得しやすかったんですね。
自分があまり困ることなく休みに入れた分、周りを困らせたとは思っています(笑)。
次に育休をとる人がいれば自分がしっかりバックアップしたいです。おめでたいことなので、必要な人は気楽にとって欲しいですね。
また、妻や子供の体調不良でどうしても仕事を休まなきゃいけないときがあるんです。周りに申し訳ない気持ちはありますが、上司や同僚がサポートしてくれてありがたいです。人の子でも我が子のように扱ってくれるセンターなんです。
育児休業を実際とってみて、気づいた点や課題などありますか?
強いて言えば、有休がたりなくなるのではと心配しています。有休とは別に看護休暇などもありますが、子ひとりに対して年度内に5日なので、全然たりないです。出産後の母体は弱りますし、子供は熱が出やすいんですよね。
まさに仕事と育児の両立ですね。
はい。共働きなので、以前からできることはしていましたし、料理は僕が好きでやっていたり、苦手な掃除は妻にお願いしたり、そこはお互いカバーし合っています。
育児と家事の分担もうまくできているのですね。
割とそうかもしれません。でも今は子供の取り合いなんですよ!「俺がお風呂にいれるから掃除機かけといて!」とか(笑)。
初めてのお子さん誕生と育児を経験して、仕事面で変化はありましたか?
早く帰るようになりました (笑)。というと語弊がありますが、前よりは残業をしないようにしようっていう気持ちが強いですね。時間内に効率よく生産性は落とさずに、って思っていますけどまだ課題です。
これから育児休業を取得したい社員に、先駆者からメッセージを!
先駆者!(笑)。実は取得の際に私の上司から、「育休を使うからには、奥さんや子供の思い出になるように」って言われたんです。これからとる人には同じことを言いたいです。
あとは冷凍庫にはごはんのストックを!子供のお世話は大変だけど、可愛いすぎて子供から目が離せなくて料理なんてできないです(笑)。
お子さんの話で表情が緩みっぱなしの畠山さん。明るく楽しく家事や育児をされている姿が目に浮かびました!!
育児休業から復帰したばかりでの取材ありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします!
2017年5月に入社して、今はリビングアシスタンス推進室の室長をしています。今年度はベンリー事業の立ち上げを主に担当していました。育休明けてからも、ベンリーの売上とこれからのことばかり考えてます。
さすが室長!育児休業はいつから取得されたのですか?
10月の最終週から1か月半くらいです。ベンリー立ち上げの目途が立った頃ですね。 うちは長女が保育園児で、小さい子供2人を産後の妻だけに任せるのは大変なので、育児休業を取得しました。
初めての育児休業、どのような心境でしたか?
立場的なところもあるので、自分が不在中の室内のことは気がかりでしたが、何とかなるだろうと割り切るように心がけました。チームや店舗の皆さんのことを信頼して任せるしかないかな、と。 妻の出産予定が早まり、仕事しながら長女と2人きりで生活していた1週間は大変でしたね。保育園に送り出して、戻ってきて仕事して、お迎えに行ってごはん、風呂、洗濯、家事育児、仕事……。
……。(あまりのハードさに言葉にならないプラビット)
育児休業中の様子を教えてください。
退院後は産後の疲れで妻が思うように動けなかったので、料理、買い物、洗濯をほぼ一人で担っていました。妻がちょっとずつ動けるようになってからは、送り迎え、風呂、長女の寝かしつけは私が主に担当しています。次女が寝るまで抱っこし続ける時間も増えました。1日8時間くらい抱っこしていますよ。料理は苦手なので妻に任せてます。
お休みをとれて良かったこと、たくさんあると思いますがいかがですか。
長女が生まれた時は、こんなに長く一緒にいられなかったので、たまに抱っこしたらよく泣かれてたんです。次女は一緒にいる時間が多いので、私の抱っこでもぐっすり寝てくれてます。長女とも今は一緒にいられる時間が増えましたね。2人で映画を見に行ったりもしたんですよ。
どんな映画を観たんですか?
「プリキュア」「すみっこぐらし」「ミラベルと魔法だらけの家」など、いっぱい観ましたね。一緒にいられることがすごく大切な時間でした。
プリキュアを好きな娘さんの姿は今しか見られないですもんね。
復帰してからはどうですか?
バタバタですよ。メールがすごくたまっていて。まずメールチェックして、やること整理して、片付けていってる感じです。 今は出勤前に長女を保育園に送って、仕事をして、会社を出てお迎えに行って、ごはん、風呂、寝かしつけの毎日です。
石塚さん、しっかり眠れていますか……?
一緒に寝落ちしちゃうこともあるし、眠れたり、眠れてなかったりですね(笑)。
復帰後心配なことや気になることはありますか?
ベンリーの売上を伸ばすためにするべきことを考えています。立ち上げがゴールではないので。本社側でできることや来年度の展開の進み具合を気にしています。
抱っこしながらも頭の中には仕事のことが……。
仕事と育児の両立は大変なことがたくさんありそうですね。
時間内に業務を終わらせることを大事にしています。これまで以上に優先順位をつけて割り切らないと、いつまでも仕事を続けてしまうので、バランスが難しいなと思います。
これまでも時間効率は心がけていましたが、これまで以上に限られた時間で仕事をしています。この子たちのごはんやお風呂の時間は待ってくれないので。
育児休業の期間はどうでしたか?
もっと長くてもいいのかな、と思います。母親は出産後の体の調子もありますし、1年とか2年とか休業するじゃないですか。立場によりけりですし、業務調整も必要だとは思いますが、父親も思い切って3か月~半年休んで、子育てに専念してもいいんじゃないでしょうか。
これから取得を考えている社員にアドバイスをお願いします!
この時期の赤ちゃんと触れ合う時間ってものすごく貴重です。今後の子供との関係性のためにも、できることなら育休を取得したほうがいいと思います。子供が私の腕の中でこんなにスヤスヤと寝てくれるなんて思ってなかったですよ。
取得するからには職場の理解とフォローは必要ですけど、日ごろからやることをきちんとやっておけば何とかなります。家族との時間を大切にして、思い切って育休取得してみてください。
出産後の奥様の体を気遣い、保育園の娘さんとの時間も大切にしながら多くの家事をこなす石塚さん。話の端々に家族への愛があふれていました!
お二人のお話を通して、育児休業は、今日という日の我が子のそばにいるためのものだと感じました。あくびをするしぐさ、初めて見せる笑った顔など、今しか見られない子供の姿はパパにとっても、何にも代えがたい宝物だと思います。
様々な課題はあるかと思いますが、家族との時間を大切にすることで、その社員の未来、ひいてはPRAの未来にも良い影響を与えるのではないでしょうか。
(取材・文・写真/総合企画部 大迫朋恵 写真/秋田センター部 長谷川ひかる 取材協力/総合企画部 山本幸代)