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【ビジネス開発部×グローバルチーム座談会】

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ビジネス開発部では、既に契約しているクライアントとの関係維持のほか、新規事業開拓にあたりコンタクトセンター室をはじめ、社内の様々な部署と連携して業務を遂行しています。
新規事業の開拓を通じ、ダイバーシティ&インクルージョン(※)の重要性を日々肌で感じているなか、今回はそのうちのひとつである、グローバルチームのメンバーとの座談会を開催!
ビジネス開発部の海外在住経験者も交え、なぜ日本を選んだのか、海外との働き方の違いなど、気になることを掘り下げてみました。

※ダイバーシティ&インクルージョンとは、性別や年齢、国籍、文化、価値観など、さまざまなバックグラウンドを持つ人材を活用することにより新たな価値を創造・提供することです。

★座談会メンバー紹介★

ビジネス開発部・グローバルチーム

<東京センター部第二コンタクトセンター室グローバルチーム>
(前列左)光浩(コウコウ)さん/中国・延辺州出身(冬は-20℃位になる)/来日5年目
(前列右)イルイさん/マレーシア・ペナン出身(通年30℃位)来日3年目
(後列左から2番目)梁(ヤン)さん/韓国・ウルサン出身 来日3年目

<ビジネス開発部>
(後列左)【司会】篠さん ビジネス開発部 事務・経理担当 東京都出身
(後列右から2番目)Reikoさん ビジネス開発部企画室 静岡県出身 アメリカ、ガーナへの留学・勤務経験あり
(後列右)髙岸さん ビジネス開発部企画室 神奈川県出身 アイルランドへの留学・勤務経験あり

海外で働くことになったきっかけは? なぜ日本を選んだの?

篠さん

まずは海外に住んでいた経験がある髙岸さんとReikoさんにお聞きしたいのですが、どうして海外に行こうと思ったんですか?

髙岸さん

大学で国際関連の勉強をしていて、そのころから海外で生活してみたいという気持ちがありました。
アイルランドを選んだ理由は、自然や音楽に興味があったのと語学レベルを向上させるうえで、日本人が少ないところが良いと思ったからです。

藤田さん

私は国際協力の仕事に就くのが夢だったので、ビジネスレベルでの英語習得のためにアメリカへ留学しました。
その後、ガーナで国際協力の仕事を経験し、いつかビジネスというアプローチでアフリカの貧困問題に変化をもたらしたくて、プライムアシスタンス(以下、PRA)にてビジネス開発の仕事につきました。

篠さん

グローバルチームの皆さんは、なぜ日本で働くことを選んだのですか?

ヤンさん

大学の韓国語学科を卒業したら、学校の先生になる予定でした。
でも、よくよく考えたら「小学生から60歳の定年までの私の人生、ずっと学校にいることになる!? という思いがわいてきて……。
海外での経験や社会経験をしたい気持ちもあり、ワーキングホリデーで日本に来たのがきっかけです。日本は韓国から近くて安全だし、家族で何度か旅行にも来ていたので、日本なら安心だろうと思いました。

コウコウさん

中国で日本語の塾に通っていて、そこの先生から「日本に行ってみたら?」と言われたのがきっかけです。
私の出身地は小さな町で、就職先の選択肢があまりなく低賃金だったということもあり、中国国内の大都市か海外に行こうと思っていました。初めはカナダを考えましたが、お米が好きなので日本に決めました。

一同

(爆笑)

高岸さん

わかります!
僕もアイルランドで芋類ばかり食べていて、いつお米が食べられるんだろうって思っていたので(笑)。

イルイさん

私の出身地のマレーシアでは、日本のイメージがとても良いんです。
マレーシアは通年暑くて四季がないので、四季を経験したくて日本に来ました。治安がよくて生活しやすいのも良いですね。


皆さんの出身地と日本の生活で違うところは?

ビジネス開発部・グローバルチーム

イルイさん

日本は交通機関が発達していて便利。マレーシアでは首都のクアラルンプールしか電車がありません。

コウコウさん

日本人は学生時代からアルバイトをしているけれど、中国では学生は勉強に専念することが多く、アルバイトはあまりしません。学生は朝6時~夜9時まで勉強するというのも珍しくありません。

一同

ビックリ!!

コウコウさんイルイさん

それと、大学生が就職活動を始める時期が早くて驚きました。

ヤンさん

韓国は日本と似ているところが多いので、あまり違いは感じないですね。

高岸さん

アイルランドは日本ほどインフラがしっかりしていなくて、お湯がちゃんと出る日本との違いを感じました。帰国したのは、ゆっくりお風呂に入りたかったのもあります(笑)。

藤田さん

アメリカは基本的に個人主義の国。
ただ、教会に通う人が多く、教会自体がコミュニティの場としての役割を担っていたのが印象的でした。アフリカは10年間住まないと、ちゃんと文化や習慣を理解することはできないと言われているんですけど、ガーナはよく停電する以外は、都市部のインフラはわりと整っていました。
でも、地方に行くとワニが泳いでいる池で水くみをしたり茶色い溜水を飲んだりと、清潔な水へのアクセスがありませんでしたね。


仕事に対する意識って、国によって違うの?

高岸さん

日本では世代によって働き方に対する考え方は違うのですが、最近、社会全体的に働きかたが変わりつつもあります。皆さんの国はいかがでしょうか?

ヤンさん

韓国も働き方についてのジェネレーションギャップはあります。両親の世代は、週末も出勤するほど仕事熱心。私たちの世代は、プライベートも大事にしたいという意識が高く、バランスをとっています。

コウコウさん

中国では、若者は上司から高圧的に言われたり、パワハラされたらすぐに転職しますね。

ヤンさん

韓国でも若者に終身雇用の意識はなくて、キャリアを積んで転職するのが一般的です。

イルイさん

マレーシアは上司と部下の上下関係がなくて対等。同じ立場で仕事ができます。

PRAで働いて感じたことは?

ビジネス開発部・グローバルチーム

篠さん

PRAで働いてみて、驚いたことはありますか?

ヤンさん

前職はホテルの仕事だったのですが、PRAでは日本語を使ってメールを作成する機会がたくさんあって、ビジネスで使える言葉を学べるのが嬉しいです。

コウコウさん

シフト制という働き方に驚きました。今は慣れてきて、シフト制じゃない働き方の会社や仕事には携われる気がしません(笑)。それとPRAは有給が取得しやすいですね。

ヤンさんイルイさん

わかる~!

イルイさん

日本の会社は厳しくて怖いイメージがありましたが、そんなに厳しくないし怖いところもないのでよかったです。


PRAのダイバーシティ&インクルージョンを進めるために

藤田さん

ひとことで多様性といっても、国籍、価値観、宗教、ジェンダーなど色々とありますが、PRAの多様性を広めるために、どういう取組みがあったら良いと思いますか?

ヤンさん

グローバルチーム自体はすごく多様性があると思っています。出勤すると色々な言語が飛び交っているし。チームの中ではダイバーシティができていると思うけれど、チーム以外の社内の雰囲気は把握していないですね……。

イルイさん

グローバルチームは、少し別の世界みたいな感じなのかな? 他部署の方ともあまり交流が無く、何の業務をしているかもよくわかっていないかもしれません。

藤田さん

交流会とかはありますか?

コウコウさん

去年一度ありました。

藤田さん

そういう場がもっとあった方が良いと思いますか?

ヤンさん

もちろん。会社でダイバーシティ推進のための機会があれば、ぜひ参加したいです!



篠さん

今日はどうもありがとうございました!
皆さんの意見やお困りごとを元に、新しいサービスを検討したいと思うので、これからも色々と教えてください。

現在、ビジネス開発部では、新規事業アイデアの一つとして諸外国から移住や訪日旅行される方々向けのサービスも検討しています。
社会の高齢化やグローバル化が進む中、ビジネスの種は世の中のお困りごととして日常生活のふとしたところに埋まっています。
今回のような対話を通じてビジネスの種を見つけるのもビジネス開発部の仕事です。PRAのような多様性のある組織だからこそ提供できる新しい価値を探していきたいです。
皆さんのところにも、お話を聞かせてもらいに行くかもしれません。その時はぜひよろしくお願いします!

(取材・文/ビジネス開発部 篠美帆、髙岸聖、Reiko  
  写真/総合企画部 菅原愛美  編集/総合企画部 山本幸代)

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