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プライムアシスタンス(以下、PRA)の部署紹介第6弾は、人財開発部(以下、人開)をご紹介!
(前回の部署紹介記事はこちら)⇒東京センター部第二コンタクトセンター室アドミチーム
人開というと、何かと研修や社内イベントを企画している印象ではないでしょうか。でも具体的にどんな業務をやっているのか謎、と思われる方も少なくないかもしれません……。
今回は人開で活躍中の地神さんと谷口さんに、お仕事内容、そして「イケテルカイシャプロジェクト(以下、イケテルカイシャPJT)」の誕生秘話についてまで、盛りだくさんなお話をうかがいました!
地神さん、谷口さん、よろしくお願いします!
人開とは、そもそもどんな業務を担当している部署なのでしょうか?
(谷口さん)人開は「採用」・「教育研修」・「定着」の三本柱を軸に、人財育成、キャリア開発を行っている部署です。
「採用」は本社のキャリア採用を中心に行っており、秋田・鹿児島の新卒採用のお手伝いもしています。「研修」は本社やセンターで、SV・管理職研修のような階層別研修やクレーム研修などマインドを育てる研修を主にやっています。「定着」では社員にとって働きやすい環境をつくり従業員のエンゲージメント向上を目的としたイケテルカイシャPJTの推進をしており、エンゲージメント調査をしたり、Uniposの運営、イベントなどの企画をしています。
地神さんは鹿児島から本社・人開へ異動されて4か月経ちますが、今どんなお気持ちですか?
(地神さん)元々人事総務部(以下、人総)にいましたので、古巣に戻ってくる感覚でした。でも鹿児島に居た2年のうちに人も変わり、仕事の仕方とか色々なところが変わっていますので、すごく新鮮な気持ちで異動してきました。今4か月経ってやっと慣れてきて、自分のペースで仕事が出来るようになってきたところです。
谷口さんは、キャリアチャレンジ制度(旧ジョブチャレ制度)を利用して鹿児島から本社へ来られて3年目ということですが、コンタクトセンター室(以下、CC室)での経験が役立つこともありますか?
そうですね。CC室とは仕事のスタイルがかなり違いますが、CC室で自分が色々と感じていたことを言える、という点で経験が役立っています。
例えば、企画を考える際に、社員全員が参加しやすい企画かどうかを真っ先に考えるので、一社員としての目線を忘れずに活かせることが出来ているかなと思います。とはいえ、自分の意見や考えを発信できるようになったのは3年目になってからです。
たしかに、現場目線というのはとても大事ですよね。
地神さんは研修にも関わっているんですか?
僕は研修の企画ですとか、検討などのタイミングで直接、または間接的に関わったりしていますね。
地神さん、今研修を色々検討されていますよね?
そうなんです。研修のメンバーと連携しながら、来期の研修実施に向けた打合せに参加しています。
そういえば、人開のテーマでもあり、ぷらぷらでも度々登場する「イケテルカイシャ」というワードは、どなたが作ったんですか?
2017年当時の人総で、人事制度関係の担当者がつくった造語です。言葉をつくるときは、全部カタカナ表記にするなど強いこだわりがあったようです。
新しい人事制度をつくる時のキーワードが2つあって、1つが「イケテルカイシャ」、もう1つが「エンゲージメント」でした。この2つのキーワードから人事制度を見直し、給与面などでも大きな改定をしていったんですよ。
へえ~!!そのあたりのことは全然知らなかったです……!
プラビットが生まれるよりずっと前のことですもんね。
それらのキーワードは2年前に出来た、今の人開へ引き継がれてきているんですね!
そういえば「イケテルカイシャPJTガイドブック」というのも出来たんですよね?
イケテルカイシャという名の下に様々な企画・施策などが誕生してきたのですが、まとまらず点在しているように見えている状態でした。それを集約してみなさんに知っていただきいという目的で作られたのが、「イケテルカイシャPJTガイドブック」で、人開メンバーを中心にまとめました。kintoneに掲載されているので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください!
※「イケテルカイシャPJTガイドブック」は以下通達に掲載されています。
“全社通達掲示板 2020年8月12日 「イケテルカイシャPJT」ガイドブックのご案内【イケテルカイシャ vol.63】”
谷口さんはこの「ぷらぷら」の事務局も担当されてますよね。
楽しい点、苦労する点などはありますか?
人開では岡本さんと私がメンバーなのですが、ぷらぷらを通じて、社員一人ひとりと関わることができるので、他の部署との関係を作る良い機会になっていると思います。以前在籍していたCC室とは全く違う部署の社員の見方で物事を考えることができますし、様々な方に関われるのがすごく楽しいです。
苦労する点は、生み出し続けることの大変さでしょうか。記事がマンネリ化しないようにと……。もっと本とか雑誌のコラムを読んで自分の引き出しを増やしていきたいです。こんな記事を書いている人だったら気軽にコンタクト取っても良いかな、と思ってもらえるように、フランクさも意識しています。
ぷらぷらを、今後ともよろしくお願いします……!
採用・定着の面で近年変化してきていることなどはありますか?
1~2年前だとあまり考えられなかった、オンラインでの面接が今は普通になってきています。
オンライン面接が主流になったことでどんな変化がありますか?
オンライン面接は、応募者の方にとっては緊張せずリラックスして受けられるのがメリットかもしれません。一方で、きちっと構えて自分のことを伝えるという、緊張感をある程度もった状態で面接するというのも大事ですよね。あとリアル対面だと一瞬の表情を読み取ることが出来ますが、オンラインだと見え辛いというのが難点です。
採用以外の面で、コロナ禍における苦慮した点、工夫した点はありますか?
テレワークの浸透により対面でコミュニケーションをとることが少なくなっている状況の中で、いかに社員同士のつながりやコミュニケーションを活性化させるかという点を意識しています。
昨年、緊急事態宣言が発出された時に、みんなが何に困っているかすぐに調べるため、本社限定でしたがテレワークについてのアンケートを実施しました。調査するだけでなく結果をフィードバックして……。アンケート設問や資料は岡本さんが作りました。
あっ、岡本さん!岡本さんがアンケート結果の資料を作られたそうですね?
(プラビットに捕まった岡本)あ、はい。そうです……!
なるべく早く結果を集計して、アドバイスやコメントも入れたり、できるだけ見やすく分かりやすい資料作りをするようにしました。
アンケート結果でどのようなことが分かったんですか??
急に職場環境が変化したことによるストレスや、やはりコミュニケーション面での弊害が大きいようでした。
アンケートを実施したことによって問題が浮き彫りになり、対策を検討してくことができました。子育て世代同士のランチ会や、鹿児島と秋田の新人さん同士のランチ会などをオンライン開催したのですが、これらはアンケート結果を元に考えた企画だったんです。
今回の緊急事態宣言下で更に社内テレワーク率の目標も高くなっているので、去年表れていた不安や不満が今現時点はどうなっているのか、再度確認する必要がありますね。
最初は東京だけでしたが、その後テレワーク推進の動きは全国で一般的になりましたよね。
あ!「PRAPOS」も岡本さんが作成されているんですよね!?
は、はい。Uniposの利用情宣のために、現在は同じ部署の山谷さんと内容を相談しながら紙面作成をしています。なるべく季節感を出して、目でも楽しんでいただけるようにしています。
「PRAPOS」を東京センターで貼り出してくれているのを見て、感動しました。
とても嬉しいです。よりクオリティの高いものを目指していきたいです。
※「PRAPOS」は隔月発行で通達にて掲載しています。
では、人開のイケテルところって何でしょうか?魅力を教えてください!
みなさんそれぞれちゃんと考えを持って仕事をされ、意見を積極的に交わしながら色々なものを作り上げている部署だと思います。地神さんは、どう思いますか?
個人個人の思い、やりたいことを実現できる組織であることが魅力ではないでしょうか。定常業務、ルーチンワークは基本的に無いので、自分たちで目標を立てて、そこにどうやって至るかを考えて、色んなことを企画して……という事が人開には求められるし、実現が出来る部署です。そういうことが楽しい、興味がある人にとってはとても面白い場所だと思います。
みんな結構言いたいこと言ってますけどね(笑)。結果的には良い方向になっていくように思います。
ただ、中途半端な気持ちで始めちゃうと続かないと思いますし、情熱をもってこれがやりたいんだ、という気持ちも大事ですよね。
うん、そうだね。
企画書にまとめて……とか重く考えず、まずは思いつきレベルで良い。これ面白そう、と感じる人がいればアイデアの種を拾ってくれて、実現に向かって育っていくと思います。
みんなでアイデアの種を育てていける環境というのが、魅力なんですね。
そういえば、「イケテルカイシャPJT」を“再活性化”させたいそうですね?
はい!させたいです。2017年に発足したイケテルカイシャPJTですが、根本的な部分は変わらないけれど、細かい部分は変化しているのではないかと思います。
イケテルカイシャPJT、と言った時に「それって人開の仕事だよね~」というイメージになっていて、まだまだPRA全体に浸透していないと感じています。
本社部門以外の社員のみなさんにも、“イケテルカイシャPJTの一環になりそうだし、面白そうだから提案や参加してみたい”などと自分ごととして考えてもらえるような、みんなの心にいつも在るものにしていきたいです。
ふむふむ……本社とかセンターとか関係なく、みんなのものなんですね。
新しい人もどんどん入社されていますので、イケテルカイシャの意味とか目的、それに対する我々の思いを常々伝えないといけないね。そもそもイケテルカイシャって何なんだ?と思われているかもしれない。
人開の我々がPRAをイケテルカイシャにする、のではなくて、会社全体で色々な施策を考えることによって、PRAってイケテルねとみんなに思ってもらえる会社にする、というのが当初からの理念です。
日頃業務で心がけていることはありますか?
人開は社員のキャリア開発や定着といった部分を一番に考える部署ですので、所属している身としては、社員のことをよく見て寄り添うためにも、話しかけられやすい人でありたいです。かつてCC室で働いていた身としては、「他の部署には連絡するのは気が引けるけれど、谷口にだったら連絡できるかも!」と思ってもらえれば本望ですね。
あとは社員のキャリア開発を考えていく上で大事だと思い、自己研鑽もかねてキャリアコンサルタントの国家資格も取得したので、今後の業務に活かしていきたいです。
僕が日ごろ心がけていることは……「すべての価値の源泉は人である」という考え方をすごく大事にしているんです。人開の業務は一人ひとりの“働くこと”に対して強くコミットすることが大切です。
どうしても管理側からすると全体的に見てしまいがちで、そういう観点も必要ではありますが、最終的には一人ひとりにどういう価値を感じてもらえるか、イケテルねと感じてもらえるか……。大勢のうちの一人ではなく、一人ひとりに目線を向けなければいけないことを常に心がけています。
地神さん、1on1ミーティングで必ず仕事楽しい?って聴いてくださいますよね?一人ひとりを見てくださっていると感じます。
仕事って楽しい事ばかりじゃないですが、でもやっぱり楽しいほうがいい。楽しくなければ、楽しくするにはどうすれば良いかと気にかけるようにしています。
そして一人ひとりにある持ち味を、そのまま活かす方向にしたい。その持ち味を修正しよう、こう発展させてあげようとかするのは、おこがましいことだと僕は思っていて、個人のあるがままの持ち味を尊重したいと考えています。
あと、えーっと……こういう話をすると50代のおっさんの説教じみた話になるかもだけど……(笑)。
いえいえ!ぜひお願いします!(笑)
高杉晋作の辞世の句に、『おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなしものは心なりけり』という歌があります。
諸説ありますが、『おもしろきこともなき世をおもしろく』というところは、世の中って面白くないよね。面白くしていこうよという意味合いで解釈されたりしています。
『すみなしものは心なりけり』という部分は、世の中って面白くないことが多いけど、面白いかどうかはすべて自分の心の持ちようなんだよ、という意味です。
これを知ってなるほどな、と思いました。僕って実は、基本的に働かなくて良いのなら働きたくない派なんです(笑)。
(笑)。
ですが、その仕事を苦しい……面倒くさい……と思ったままずっとやり続けることって、すっごくツライですよね。というか何十年も続けるのは無理です(笑)。だから、ならばどうすれば面白くなるか、という気持ちでやっていくことが大事だという心持です。
なるほど……!
ちょっと熱めなお話で良かったです!
最後に、人開について今後何か発展させていきたい!という事がありましたら教えてください。
イケテルカイシャのプロモーションを磨いていきたいですね。
僕自身、人開メンバーひとり一人に強くコミットしているかというと、まだ足りていないのでそこを強化していきたいです。まずは人開のスキルアップ、レベルアップを真剣に考えなくてはと思います。
イケテルカイシャPJTという言葉は便利なものなので上手く活用してほしいです。まずは人開をもっともっとイケテル部にしていきたいです。そしてPRA全体の、イケテルカイシャPJTに興味を持ってくれる人の割合を増やしたいですね。
地神さん、谷口さん、ありがとうございました!
人開ってどんな部署か、イメージ伝わりましたでしょうか??
イケテルカイシャPJTとは、会社側がうちってイケテル!と押し付けることではなく、社員のみなさまそれぞれに“イケテルカイシャだ”と感じてもらえることが目標です。
人開は今後もPRAの輝くピースの一つとして、「採用」・「教育研修」・「定着」の三本柱をメインに、社員のみなさまへ適切なサポートを行うべく、寄り添う心を忘れず施策に取り組んでまいります。
みんなでPRAをイケテルカイシャに育てて、ぐんぐん面白くしていけると良いですね!
(取材・文/人財開発部 岡本直土 取材協力/人財開発部 地神法男、谷口歩夢)