部長を突撃!普段どんな本を読んでいるんですか?Vol.1

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愛読書から人物像を探る、ぷらぷらの人気シリーズ「役員のおすすめ本」。 今回からいよいよ部長陣にバトンタッチされます!記念すべき第一弾は、秋田センター部長である佐藤さんがご登場!普段から読書家で多くの本を読まれるという佐藤さん。 本のご紹介だけでなく、本を通じたご家族とのふれあいについても語ってくださいました。

本を通じたおじい様とのふれあい、そして表現豊かな東野圭吾作品の魅力

 
プラビット

普段どんなジャンルの本を、どのくらい読まれるんですか?

佐藤さん

ジャンルは主に小説で、月10冊くらいですね。マンガも含めてですけど(笑)。

プラビット

それでも10冊はすごいと思います!それだけ多くの本を、どんなときに読んでいらっしゃるんですか?

佐藤さん

朝、出社前や、夜寝る前とかですね。 ちなみに、92歳の祖父が私のすすめた本を読んで、それに感想をくれるのも楽しみのひとつです。

プラビット

へぇぇ!もう少し詳しく聞かせてください。

佐藤さん

祖父はもう高齢なので外出がままならないのもあって、私が読んだ中からおすすめの本を祖父に渡すんです。するとそれをちゃんと読んで、あとで私に感想を聞かせてくれるんです。そんなこともあって「たくさん読まなきゃ!」という嬉しい義務感みたいなものになっていますね。

プラビット

それは素晴らしいですね!読書家なのはおじい様の影響もあるんですね。

佐藤さん

はい。祖父は家にいる時間が多いので。本をきっかけに祖父と話すようにしています。

両利きの経営  
プラビット

ところで、今日はたくさんの本を持って来ていただいてありがとうございます!最近読んだ、もしくはこれまで読んだ中で、特に印象に残っている本はなんですか?

佐藤さん

そうですね、作家さんでいうと、東野圭吾さんや池井戸潤さん、あとは伊坂幸太郎さんや、知念実希人さんの本は全作必ず読むようにしているんですよ。ミステリー比率が高い……。その中でも最近印象に残っている本は、東野圭吾さんの『パラドックス13(サーティーン)』という本です。これは隠れた名作だと思っています。物語の舞台は架空の世界なんですが、その世界が崩壊していく中で一生懸命ただひたすら生きようとするリーダーがいて、その人にすごく感銘を受けました。また、地震や洪水などで崩れゆく世界観をリアルに描写していて、東野さんの表現力がすごいなと思った作品です。

プラビット

それは興味深いですね。あとこれは東野作品に限ったことではないかもしれませんが、小説、特に分厚い長編モノは敬遠してしまうという人がいると思うんですが、その点についてはいかがですか?

佐藤さん

そんなことないです!と言いたいです。一気に読めてしまいます。話の構成もそうですし、最後の結び方もそうですし、ワクワクしながらどんどん読み進めていけるのが東野作品の魅力です。東野さんは有名な作品が数多くありますが、どれも面白いので、是非おすすめしたいですね。

東野圭吾

次なる「おすすめ本」はなに?そしてここでも本を介したご家族とのふれあいが

 
プラビット

では次のおすすめ本をご紹介ください。

佐藤さん

次はこれですね。コンビニで売っていて偶然見つけた本なんですけど、池上彰さんの『なぜ僕らは働くのか』です。マンガも結構入っているので読みやすいです。実はこれ中学生向けの本なんです。

両利きの経営  
プラビット

カラーページも多くて、なんだかわかりやすそうですね。

佐藤さん

そうですね。働きかたのことや、世の中にどんな仕事があるのか、あとは活躍している人の働きかたやAIのこと……。結構深いんですよね。春から長男が中学に入学したんですけど、「一緒に読んでみようか」と声を掛けて長男と読んでみたら、大人が読んでも考えさせられることがあって……。いろんな業界や職種、働きかたについて、長男から質問を受けることが増えました。そもそも「働く」っていうこと自体が中学生にとってはまだ漠然としていると思うんですよね。自分自身もためになったし、長男もためになったと言ってくれました。子どもと一緒に読んでいただくにはいいと思う本。同世代のお子さんがいる方にはおすすめしたいですね。

プラビット

いいですね!おじい様だけでなく、お子さんとも本を介して話題が広がっているんですね!

愛読書はズバリ、王道マンガ!共通点は「男の生き様」

 
プラビット

今日お持ちいただている本の中で、特に影響を受けた本はありますか?

佐藤さん

私、マンガが好きで(笑)、読んでいるのは全部王道なんですけど。今日ここにはないのですが、横山光輝さんの『三国志』が、たぶんまともに読んだ初めてのマンガなんです。好きな武将や軍師の「男の生き様」が格好いいなと思っていた時期でもありました。 ただ、影響を受けたという意味では、どっちかといえば『三国志』よりこの『キングダム』かな。

プラビット

いずれも長編大作ですね!

佐藤さん

そうですね。そして王道(笑)。この作品も登場人物がとても多くて、それぞれの生き方・考え方や、あとやはり「男の生き様」的なところで影響を受けた本ですね。

佐藤さん

そして一番影響を受けたのが、やっぱりこれですね!『SLAM DUNK(スラムダンク)』!

両利きの経営  
プラビット

おお!出ました『SLAM DUNK』!作者の井上雄彦さんは鹿児島出身ですね。

佐藤さん

そうなんですか。私もバスケを続けていますが、主人公の姿を見て、努力すれば上手くなれるんだなっていう気持ちにさせられた作品が『SLAM DUNK』です。実際それで一日中いっぱい練習したりして……。そういう意味では一番影響を受けた作品かもしれないですね。子ども達も3人ともバスケをしていますが、『SLAM DUNK』を読んで、最近人気のある色んなマンガより好きだって言ってますね。

プラビット

確かに『SLAM DUNK』は連載が終わってからもうだいぶ経ちますけど、いまも人気が絶えない作品ですね。

実はこんなジャンルも読むんです。最後に語る、自分と誰かの「共通のいい時間」の過ごし方

プラビット

では最後に、「実はこんなジャンルも読みます」というのはありますか?

佐藤さん

はい、実はビジネス本も読んでいて(笑)。本当はここでマンガを紹介するんでしょうが(笑)。

プラビット

逆に(笑)。

佐藤さん

私は仕事の進め方や考え方の参考に、トヨタの本をよく読んでいます。でも長い難しい本は得意ではなくて、できれば参考書のような、図表がたくさんあってサラッと読めるタイプの本がいいなと思って(笑)。 それで選んだのが、この『トヨタ式A3資料作成術』と『ビジネスフレームワーク図鑑』です。かなり読み込んでいて、ボロボロになっちゃってるんですけど(笑)。

笑顔の木下さん  
佐藤さん

これらはテーマによって「あれ、これどういう風に考えるんだろう?」というときに、すぐヒントになったり、頭の中のゴチャゴチャを整理するときに使ったり、あとは資料を作るときに参考にしたりしています。とにかく「すぐ使える」ところがいいですね!

プラビット

ビジネス書籍で『~図鑑』というタイトルは珍しいですね。1テーマで1見開きかそれに近いページ数での構成ですか?

佐藤さん

そうですね。「分析」とか「問題解決」とか「アイデアを出す」とかテーマごとに分かれていて、それぞれに応じたフレームワークが紹介されています。あとトヨタの場合はA3の紙にすべてをまとめるというのが有名なんですが、(ページをめくって)例えばこれなんて1枚の紙に「背景」「現状」「提案」「計画」「未解決問題」「スケジュール」をまとめている。しかもこれ全部手書きなんですよ!私もそうですが、SV・マネージャーの皆さんがいろんな問題に直面していたり、なにか提案しないといけなかったりしたときに、すごく入りやすい本じゃないかと思います。実際成功している例なんでね。ちょっとトヨタ推しが過ぎますかね(笑)。

 
プラビット

ところで、いまはコロナ禍でみんな外出を控えるようになって、おうち時間も増えていると思うんですが、それらを背景に、ぷらぷら読者のみなさんにメッセージはありますか?

佐藤さん

それを最後に言おうと思っていたんです。 本を読むことで「いい時間」を得ることができているなぁ……と私は思っているんです。自分が本を読むことで祖父が喜ぶとか、子どもとのコミュニケーションが取れるとか、自分以外の誰かとの「共通のいい時間」を持てるのがいいんじゃないかと。自分だけの時間を過ごすのもいいけど、その延長でさらに誰かとの共通のいい時間が得られれば、それこそすごく良いことですよね。もし読書が苦手だったら、趣味、例えばスポーツでも音楽でも、同じようなことが言えるんじゃないかと思うんです。

プラビット

たしかにそうですね!佐藤さんはご自身が本を読むことがきっかけでおじい様やお子さま方との「共通のいい時間」を過ごしていらっしゃいました。本に限らず、何かをきっかけに人と人との距離が縮まるというか、繋がりが深くなっていくといいですね!

佐藤さん

少しだけ深い話をすると、仕事だってそうじゃないかなって思っていて……。自分のために、家族のために仕事をしていると思っていたことが、結局それが回りまわって世の中のためになっていたりするのだって、同じことが言えるんじゃないかと思います。

プラビットグー

深いですね。でもここまで伺った話を通して、なんだかすーっと納得できたような気がします。今日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

木下さんと「宿澤広朗」  

今日は「おすすめ本紹介」というテーマを超えて、とても心温まるお話をたくさん伺うことができました。佐藤さん、本当にありがとうございました。 役員から始まり、こうしてしっかりと部長にバトンが受け継がれた、ぷらぷら人気の「おすすめ本」シリーズ。次回はどなたが登場されるのでしょうか。みなさん楽しみにしていてくださいね!

取材・文/人事総務部 池端久枝  写真/秋田センター部 川村久美

 

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