PRA愛あふれるメッセージ~社長退任・大木さんインタビュー~

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2023年3月31日をもって、プライムアシスタンス(以下、PRA)の代表取締役社長を退任された大木さん。これまで複数回ぷらぷらに登場いただき、私たちにたくさんのメッセージを伝えてくれました。今回は、この2年間の思い出を振り返ってもらいました。

社長就任時のインタビュー記事はこちら⇒(クリック)

※ 取材時のみマスクを外しています。

PRAの社長として

プラビット
PRAを退任することについて、今の率直なお気持ちを教えてください。
大木さん
もっと長くみんなと働きたいと思っていたので、寂しいですね。
マイクインタビュー
PRAでの社長業はいかがでしたか?
大木さん
とても楽しかったです。毎日、社長としての責任の重さも感じていましたが、楽しく仕事をすることが私の人生であり、私の生き方の価値だと思っているので、楽しみながら24時間365日、PRAのことを考えていました。
プラビット
以前のインタビューで、社長の役割は『「人を育てる責任」「育てる環境を作る責任」が重要』と伺いました。「育てる」ことについてはいかがでしたか?
大木さん
今考えると、「育てる」というのはおこがましいのですが……。「育てる」というより、みなさんが「自主的に育つ」ことが理想ですね。みなさんが育つように環境を整えて、成長を促すことが重要だと思います。
マイクインタビュー
具体的にどのような「環境を作る」ことが重要だと思いますか?
大木さん
等身大の仕事をしているだけでは、人は成長することが難しいと思います。今の自分よりも少しだけレベルの高い仕事をやり切れば、成長を実感できると考えており、そういう環境を作ることが重要だと思います。

大木さん

 

新しい自分をみつけること

プラビット
この2年間を振り返ってみて、特に印象に残っていることを教えてください。
大木さん
直近だと、創業10周年イベント「プラフェス」ですね。PRAが10周年を迎えたことに加え、社員が一から企画して作り上げた記念すべきイベントという重みもあったので、とても記憶に残っています。

プラフェスについての記事はこちら⇒(クリック)

プラビット
プラフェスのコンテンツで記憶に残っていることはなんですか?
大木さん
ノベルティは種類が多くておもしろかったですね。ロゴが入ったステンレスボトルやお菓子などのセンスがいいなと思いました。また、歴代の社長からメッセージをいただいたことは感慨深かったです。
プラビット
プラフェスの他に印象に残っていることはありますか?
大木さん
「NORUMO」、「Eyeco Support (アイコサポート)」そしてリビングアシスタンスなどの新しいサービスが広がりを見せていることです。PRAとして、様々なサービスを展開していく気運が高まっていますので、それぞれのサービスに対する想いは強くありますし、どんどん大きくしなければならないと思っています。
また、これらの取組みを通じて、たくさんの気づきがありました。例えば、アイコサポートの取組みにおいては、数日に及ぶ同行援護従業者養成研修を受け、様々なお困りごとを身体で感じることができ、すごく勉強になりました。

Eyeco Support (アイコサポート)についての記事はこちら⇒(クリック)

プラビット
研修を受けたり、現場部署のミーティングに参加したりと、社員と一緒に仕事をする場面が多く、現場と近い距離感でコミュニケーションを図るところが大木さんの魅力です!
大木さん
世間話が好きなんですかね(笑)。
逆に距離が近くなりすぎて、仕事に対しての想いをそのままぶつけてしまうことがあります。私も社員のみなさんも同等だと思っているので、時に厳しいことを言ってしまうことも……(笑)。その代わり、私自身は何を言われてもしっかり受け止めるようにしています。

大木さん

 
プラビット
PRAの社長として達成できたこと、やりきったことを教えてください。
大木さん
実は、やりきったと思えたことが、PRA着任以前も含めて一度もないです。例えば、何か目標を一つ達成したとしても、それは次の目標を達成するためのプロセスの一つでしかないと思っています。なので、PRAでの2年間でやりきったという実感は全然ないです。これからも多分そう思えることはないと思います。
プラビット
目標を達成すると次の目標が見えてくるので、やりきったと思えることはないということですね。
大木さん
そうですね。常に前に進むしかないということです。
プラビット
今後のPRAの課題、期待することはありますか?
大木さん
チャレンジとスピードが必須だと思っていて、そこについてはまだまだ成長できるのではないかと思っています。みなさん一人ひとりが、自分は社長であると思えるくらいの気概で、チャレンジとスピード感を持って、自分の与えられたミッションを達成してもらいたいと思います。
プラビット
「チャレンジとスピード」は、大木さんが繰り返し発信している言葉ですね。
大木さん
特にチャレンジですよね。どんなに小さなことでも、みなさんが自分で新しいことをやってみようとチャレンジを続けることで、自分を大切にできるし、成長もできると思います。その結果、会社の成長に繋がれば良いと考えています。
プラビット
具体的に何をチャレンジすべきか迷っている人は、どのように一歩進めばよいでしょうか?
大木さん
大げさに考えなくてもいいです。例えば、「今日、お客さまに対してこういう風に話し方を工夫してみよう」とかでもいいですよね。もしくは、「いつもは15分かかる作業を今日はクオリティを下げずに13分以内でやってみよう」とかでも十分だと思います。小さいチャレンジを積み重ねていくことで、「新しい事業をどうやって社会に普及させるか」のような大きいチャレンジができるようになると思います。そうやって新しい自分を見つけることが大切だと思います。
プラビット
小さいことでもチャレンジし続けると一日一日のモチベーションや活力が変わりそうですね。

お客さまの生活になくてはならないPRAへ

プラビット
大木さんも大切に見守り続けていたブランドPT について、2022年度の活動はいかがでしたか。
大木さん
私はブランディングをとても重要な位置づけに置いています。インナーブランディングの浸透は難しいものかもしれませんが、根気よく続けていくことが重要だと思っています。会社にいる時間を楽しい時間、成長できる時間にしていくためにもブランドはとても大切なので、絶対に途中でやめないことです。
なお、今後のブランドPTでは、アウターブランディングにも活動を広げてもらいたいです。2023年度のブランドPTの目標は『会社への愛着感を持ち、PRAで働く人すべてが「広報担当化」していること』としていますが、そのとおり、どんどん活動の幅を広げてもらいたいです。
プラビット
ブランドPT活動を始めてからの一年半で社内の変化は感じますか?
大木さん
ブランドPTの活動の露出度が高まっているのは間違いないと思います。ただし、ブランディングはゴールがないですよね。みんなで、手探りで進めていくのがすごく重要なので、PTメンバーが他の社員をどこまで巻き込んでいけるか……。ブランドPTに自分も入りたいと手を挙げる人が増えるといいですよね。
プラビット
今後のPRAの成長に求められるものはなんだと思いますか?
大木さん
PRAの社員である自覚ですかね。これまでのPRAは、ロードアシスタンスやホームアシスタンスなど、緊急時における対応をメインのサービスとしていましたが、これからはお客さまの日常生活になくてはならないサービスも提供する会社に成長していかなければいけないと思っています。そのためには、やはり社員一人ひとりが「社会の基盤づくりに参画している」会社のメンバーだという自覚を持つことがすごく大切だと思います。矜持、プライド、誇りを持ってもらえれば嬉しいですね。
プラビット
大木さんにとってPRAはどんな場所でしたか?
大木さん
PRAの立ち上げにも携わっているので、人生で一番思い入れがある会社です。自分を一番成長させてくれた会社だと思っています。
プラビット
社員のみなさんへメッセージをお願いします。
大木さん
繰り返しになりますが、PRAで働く自分に対して誇りを持ってもらいたいです。仕事を通じて、社員一人ひとりが成長した結果を会社に還元できれば一番いいですよね。チャレンジングなことがたくさんあると思いますが、結果的に皆さんの成長の糧になることは間違いないので、何事にもチャレンジして、成長してもらいたいと思います。私はこれからもPRAを応援しています。

大木さん

 
PRAへの愛が誰よりも深い大木さん。冗談も交えつつ、笑顔でPRAへの愛を語ってくれました。
これまで大木さんが作り上げてきたPRAの成長をとめないよう、社員一丸となって、これからも「最上級のサービスで世の中のあらゆるお困りごとからお客さまをアシスト」すべく、誠心誠意励んでまいります。


取材・文/大迫朋恵 総合企画部
写真/飯田裕之 コンタクトセンター企画部(取材時:総合企画部)
編集協力/藤原晶子 総合企画部

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