「グッドカンパニーたるPRA」について詳しく教えてください。
3つの側面があって、一つ目は、お客さまに対して良いサービスを提供するPRAで、二つ目はトラブルにあわれたお客さまのもとへ出動するパートナー会社(以下、PT会社)にとって良い取引先であるPRAでありたいということ。我々の事業は、PT会社に現場に行っていただかないと成り立たないですからね。三つ目は社員にとって良いPRAです。当社には約1,300名の社員がいますが、将来に期待をもって入社し、働いている方が多いと思うので、働きやすさ、処遇、会社の雰囲気が良いPRAでありたいなと思っています。
仕事をするうえで心がけていること、大切にしていることはありますか?
自然体の対話です。普通の感覚を持ち、正しい選択をするよう心掛けています。
自然体で日々過ごされていますか?
どう見えますか?(笑)。自分ではそう思っています。なるべくみなさんにも自然体で過ごしてほしいなと思っています。
おすすめの本を教えてください。
「貞観政要」という本はおすすめです。中国の唐の時代の伝記で、リーダーの大切な条件を述べている「三つの鏡」の話が印象的です。1枚目は自分の鏡で、自分が明朗快活であること。2枚目は歴史の鏡で過去から学ぶことが大切だということ。3枚目は他者の鏡で、他人の意見を傾聴しなさいという話です。特に2枚目と3枚目を意識するようにしています。
影響を受けたきっかけはなんですか?
欧米型のマネジメントが流行っていたときに、日本の社会と欧米型のマネジメントって、ちょっと合ってない部分があるかもという感覚がありました。そんなとき、古の中国の歴史と我々の感覚っていうのは共有できることがあると、周囲の人に教えてもらったことがきっかけです。
休日はどのように過ごされていますか?
お酒を楽しむことが多いです。地元の駅の飲み屋は制覇したと思います。
あと、株式投資と筋トレにも励んでいます。
最後にメッセージをお願いします。
日本は人口減少、自然災害の激甚化など、難しいステージに向かっています。でも、世界のなかでもまだ輝けると心から思っていますし、それは政策だけの問題ではありません。果たすべき企業の役割は小さくなく、PRAもその一員です。共に良い未来を作っていきましょう。
「仲間とともに」「For the company」
次はビジネス開発部(以下、ビジ開)長の赤木さんです。自己紹介をお願いします。
出身は兵庫県で、損保ジャパンに入社してからは大阪と富山で営業を経験しました。その後、人事部の能力開発グループで新入職員育成など人材育成に約6年間携わり、その後、官公庁や団体関連営業担当、広域企業担当など再び営業部門に戻りました。やはり営業部門経験が多いですね。
PRAのイメージって以前と今でどう変わりましたか?
最初は秋田県に拠点を持つロードアシスタンスの会社というイメージでしたが、実際は秋田、東京、鹿児島、新潟と複数の拠点があり、ロードアシスタンスの他にも様々なサービスを提供していて、幅広い会社だなと思いました。
仕事をするうえで大切にしていることはありますか?
大切にしている言葉が2つあります。一つ目は「For the company」、二つ目は「疾風に勁草を知り、厳霜に貞木を識る」という言葉です。
二つ目はどういう言葉ですか?
諸説あるんですが、一言で言うと、困難から逃げない覚悟を持つということです。
激しい逆風が吹いたとき、人によっては逃げたくなるかもしれません。でも、私たちの仕事の先には必ずお客さまがいます。だから逃げてはならない。しっかりと地に足をつけ、覚悟を持って逆風に立ち向かう人は、物事を最後まで成し遂げる人です。どんな困難な状況であっても「逃げない覚悟」を持つというのは大事だと考えています。
PRAでやり遂げたいことはなんですか?
いつかビジ開のメンバーが他部に異動するときに、「この部署(ビジ開)で仕事をして良かった」と思っていただければ最高ですね。
そのために心掛けていることはなんですか?
メンバー一人ひとりがいろんな性格、考え、バックグラウンド、悩みを持っておられるので、それぞれに合わせて可能な限り適切な支援をして、成果をだしていただくことです。
一人ひとりに合ったアドバイスをするということでしょうか?
そうです。もしかしたら中にはアドバイスが不要な人もいるかもしれません。そのような人はどんどん自走して活躍していただければと思っています。
PRAをどんな会社にしていきたいですか?
「5年後のことを考えて動く」ということをビジ開のメンバーにはよく伝えています。今から5年後この組織と提供するサービスがどうあるべきか、それにむけて我々が今何をすべきか。SOMPOグループとして、今よりもっと、いろんな企業とつながっていろんなサービスを提供できる会社になれば素敵だと思います。
ビジ開にとって大切なことはなんですか?
一つ目は、本質を掴むことです。クライアントやクライアントの先にいる利用者(お客さま)は当社に何を求めているのか。クライアントとの対話を通して、本当に求めているものは何かということを的確に把握できなければ、有益なサービスには成りえないと考えます。
二つ目は、サービスの提供にかかわる関係者への感謝の心を持つことです。
例えば、社内ではコンタクトセンター(以下、CC)のメンバーがどのような場面で喜びを感じているのか、サービス提供の際、心がポジティブな状態でないと、お客さまに喜んでいただけるレベルのサービスは成り立たないと考えています。CCメンバーがポジティブになれるビジネスモデルを構築していきたいですね。
三つ目は、実際に現場に駆けつけ、サービスを提供していただくPT会社とその従業員の皆さまへの感謝です。
365日・24時間、困っているお客さまのために必死に対応してくれているPT会社とCCメンバーの取り組みに対して、常に当部メンバーは感謝の心を持ち続けなければならないと考えます。
休日はどのように過ごされていますか?
晴れの日は自転車で多摩川添いを走ったり、子どもと遊んで時間を使ったりしています。
最後にメッセージをお願いします。
当社は「何かにチャレンジしてみたい」という想いがある人が活躍している会社だと思います。そんなメンバーとともに、クライアントやその先のお客さまに喜んでいただけるサービスを提供していきます!
喜びも悔しさも責任をもって
最後に、コンタクトセンター企画部(以下、CC企)長の藤本さんです。自己紹介をお願いします。
出身地は福岡県で、入社前は自動車メーカーでトラック・バスの開発をしていました。転職して損保ジャパンに入り、損害調査と事故にあったお客さまの示談代行を担当してきました。その後、企画部門で、新入社員の研修や保険金支払システムの開発・刷新を担当した後、人事部で要員配置などを経験し、今に至ります。
PRAのイメージって以前と今でどう変わりましたか?
自動車保険に入っているお客さまからの連絡をうけ、レッカー車を手配してくれる会社というイメージでした。レッカー以外にも、こんなにたくさんの連絡をいただいているとは驚きでした。
確かに、日本中のあらゆるところで今まさにお車のトラブルにあわれているお客さまがたくさんいらっしゃるんですよね。
お仕事をするうえで心がけていることや、大切にしていることはありますか。
分からないことを分からないままやらないことです。
その仕事や作業をどうしてするのか、疑問があるままだと、人に動いてもらうことはできないんですよね。
PRAでやり遂げたいことはなんですか?
CC企には企画室と東京CC室、新潟CC室があるのですが、そこにいるみなさんが、5年、10年経ったときに、「CC企のメンバーでいてよかったね」と思い起こせる部署にしたいなって思います。
そう思ってもらうためにどのようなことを心がけていますか?
例えば雑談とか、仕事以外の話も気軽にできる関係性がきっかけじゃないかなと思います。自分は起点ではなくて、メンバー間の誰かと誰かがそういう関係性であればいいなと思います。そのために自分がよく話しかけようみたいなことをしたいですが、照れくさくて(笑)。伝えることは難しいです。
PRAをどういう会社にしていきたいですか?
今のPRAはSOMPOグループからの出向者がたくさんいますが、PRAに籍のあるプロパー社員が今以上に増えたらいいと思います。その中から責任者やマネジメント層になる人が増えていったら嬉しいですね。
プロパーの部長や責任者が増えるにはどうすればいいでしょうか?
良いこと悪いことが起きた際に、自分の責任について考えることでしょうか。そうすると、納得したうえで、いろんな仕事をしていける気がします。うまくいかなかったら自分の責任、うまくいったらみなさんと自分のおかげ!
そう思うことで、自信や成長に繋がりますね。
休日はどのように過ごされていますか?
車が好きで、出かけないのに洗車したりしています。出かけるときはただのんびりと走るのではなく、コースに行ってしっかり楽しんでいます。
おすすめの映画はありますか?
人生で唯一、何度も映画館に行った作品で、「トップガン マーヴェリック」が良かったです。8回くらい観にいきました。子供のころ観たトップガンから時間を経て、心をしっかり揺るがしてくれます。オープニングでは感動して、ちょっと涙しました。
最後にメッセージをお願いします。
当社はお客さまを第一に考える会社であり、どの職場も最上級のサービスを提供するために最善を尽くそうとする風土があると思います。これからもより多くのお客さまのお困りごとを解決すべく、CC企部長として社員みなさんと一緒に頑張っていきます!
(編集後記)
それぞれに熱い思いを持った部長のみなさん。PRAのさらなるパワーアップが期待できますね。新たに加わった優しく頼りになる部長のみなさんとともに、全社一丸となって、スピード感を持ちながら最上級のサービスの提供に向けて取り組んでいます。様々な事にチャレンジできる私たちの会社に興味をもっていただけると嬉しいです。
取材・文/大迫(総合企画部)
写真/菱田・藤原(総合企画部)